先日、「スーパープレゼンテーション」という番組で、
ギャヴィン・プレイター=ピニー(Gavin Pretor-Pinny)氏の
「曇り時々喜び」というプレゼンテーションを見ました。
「スーパープレゼンテーション」という番組は、世界のあらゆる分野の
最先端で活躍する人々が、そのアイデアや技術などを紹介する
番組で、「あっ!」と驚かされる事が多く、好奇心を刺激される
番組です。
しかし、今回の「曇り時々喜び」というタイトルを見たときには、
「雲?」
テーマが最先端とは逆行しているような印象を持ちました。
でも、このプレゼンテーションから、デジタルな現代社会の中に生き、
最先端のアイデアを生み出すためにこそ、自然という原点に
立ち返る事が必要なのだと気づかされました。
「雲を愛でる会」の創始者である
ギャヴィン・ プレイター=ピニー氏は、
『曇りというと、ネガティヴなイメージがつきまといがちですが、
雲は美しくて様々な独創的な形をしています。雲は自然が作り出す
美しい "詩" です。』
『雲を眺めるという事は、時間の無駄でくだらない事。だからこそ
大切なのです。仕事に追われ、大量のメールの返信やSNSの更新
など、休む暇がないデジタルの世界から外に出て、何もせずに
頭をからっぽにして雲を眺めてみましょう。
雲を眺めていると、
1)気分転換になる
2)創造力が豊かになる
3)アイデアが湧く
4)心が癒される
でしょう。
雲を見る事を休む理由にしましょう。』
と語っています。
忙しい日々の中に、わずかな「間」を見つけ、あるいは作って、
自然に触れ、空を見上げ、雲を眺めることで、『自分が「今」を
生きているんだ』という事を実感できる事でしょう。
>>『「間」を上手に使おう!2』へ続く♪
NHK Eテレ:
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/131111.html
「雲」の楽しみ方 ( ギャヴィン・プレイター=ピニー著):
http://books.rakuten.co.jp/rb/4468452/